企画名

SHIRAOI SHORT SHORT – ドキュメンタリーで紡ぎ出す、5つの白老の物語。

終了した展示:9/20~11/1(12:00~18:00)、月~木 定休

白老町に滞在した5人のドキュメンタリー映像作家が、それぞれ5つの短編映画を制作。人の歴史、お店の成り立ち、自然の営み…この町に眠る唯一無二のストーリーを、ドキュメンタリーという真摯な表現で紡ぎます。

展示情報

作家名
伊藤広大
イ・ヒョンオク(李炫沃)
小町谷健彦
西村理佐
菱川勢一
会場
またたび文庫(北海道白老郡白老町大町 3 丁目 9-11)
期間
9/20~11/1(12:00~18:00)、月~木 定休
特別展示
10/12~10/14 夜に白老小学校、白翔中学校、虎杖小学校 校庭にて屋外上映(予定)


伊藤広大
北海道幌延町生まれ。外資IT企業での海外駐在、事業開発/広告ディレクター経験を経て独立。地元である北海道を拠点に、観光映像をはじめとする自然風景を生かした自治体広告制作、インバウンドPR、MICE招致広告、企業ブランディングを手掛ける。会社員時代に培ったデジタルスキル・マーケティング視点を活かした企画・提案を得意とするほか、フィールドを問わず空中・地上・水中を撮影出来るスキルに長け、自然や文化の躍動感に迫る映像制作を行う。


イ・ヒョンオク
1979年、韓国光州生まれ。国立全南大学日本語と日本文学科、同大学文化専門大学院文化芸術理論および企画修士修了。ニューヨークフィルムアカデミーのワークショップを通じて写真と映画製作の基礎を学び、故郷である光州を基盤に時間の蓄積によって空間に刻まれた記憶に関する写真展示および映画を作っている。<レトロ光州><反映>写真展示、短編劇映画<私がいつも遅れる理由><オッド·フィッシュ>、長編ドキュメンタリー<記憶の家>を制作·演出した。


小町谷健彦
1985年生まれ、札幌出身。札幌南高校卒業後、東京大学へ進学。自主映画制作を経て株式会社ビーワイルドに入社。代表の若杉正明の補佐や池田敏治らの助監督を務める。2013年より株式会社シグロ入社。山上徹二郎に師事しプロデューサーとして活動。主な作品に『もうろうをいきる』(西原孝至監督/プロデューサー)など。他に佐藤真、ジャン・ユンカーマンらの作品を配給。制作と共に、福祉支援や映画のバリアフリー化に取り組む。2019年より北海道に移住。“星と星を、繋ぐ。一緒に眺める“をビジョンに、記憶の継承や、他者の環世界を想像することをモチーフに映画、映像製作を続ける。


西村理佐
1992年北海道白老町出身。桜美林大学映画専修卒業後、スタジオとアシスタント経験を経て現在フリーで写真家、映像ディレクターなど幅広く活動している。


菱川勢一
音楽業界からキャリアをスタート、その後渡米し、New Yorkに拠点を移す。音楽番組、CM、映画、MVの演出を手がける一方、音楽と映像を融合したメディアアート創作へ。帰国後1997年DRAWING AND MANUALの設立に参加。企業ブランド映像のディレクションやファッションブランドのステージ演出、写真家としての活動、美術館の空間演出などジャンルを越えた横断的な創作活動を展開。監督をつとめた映像作品『森の木琴』が20を超える国際的な賞を受賞。長編映画では『youth』(2017)、『ハモニカ太陽』(2018)、『新青春』(2020)を監督。2022年より日本の工芸をベースにした映像工芸の創作を開始。2023年台湾にて映像インスタレーション作品「Karmen」を発表。