【白老の手仕事展 企画】映画上映「チロンヌプカムイ」

10月6日(日)13:30〜15:15

イベント情報

日時
10月6日(日)13:30〜15:15
会場
しらおい創造空間「蔵」(白老郡白老町本町1丁目7-5)
イベント概要

ルーツ&アーツしらおい2024の企画展示として、10月3日より10月20日まで開催の「白老の手仕事展」。

「白老の手仕事展」の会期中に、無料の映画上映を開催します。

【アイヌの幻の祭り】
1986年、北海道屈斜路湖を臨む美幌峠で、大正時代から75年ぶりに「キタキツネのイオマンテ(霊送り)」が行われた。わが子と同じように育てたキタキツネを、神の国へ送り返す。

【ウポポ(歌)とリㇺセ(踊り)の原点】
霊魂を神の国へ導く時がくる。イオマンテでは、一言一句に魂を込めカムイノミ(神への祈り)を唱え、ウポポとリㇺセが捧げられる。アイヌの歌と踊りの原点がここにある。

【不世出の伝承者・日川エカシ】
祭祀を司るのは、明治44生まれの日川善次郎エカシ(当時75歳)。祈りの言葉を間違えれば神の怒りをかうという大役である。神の国へ戻ったチロンヌㇷ゚カムイ は、人間の国で歓待されたようすをみんなに聞かせ、うらやましがられる。仲間たちは、肉と毛皮をみやげにして、人間の国を訪ねたいと願うのだ。

【人気漫画『ゴールデンカムイ』の監修者・中川裕が全訳、監修】
日川エカシの祈りのすべてをアイヌ語に書き起こし、現代日本語訳で甦らせた。映画は、1986年に撮影したものをレストア(補修)し、35年ぶりに作品に仕上げた。北村皆雄監督は「民俗の記録は古いほど原型が残っている。時間の奥に眠っていたアイヌの世界観を現在に引き出した」と語る。

●日時:
10月6日(日)13:30〜15:15

●会場:
しらおい創造空間「蔵」(白老郡白老町本町1丁目7-5)

●料金:
無料

●申し込み:
不要

●同時開催:
「白老の手仕事展」
「アイヌ刺しゅう体験」

HPリンク
https://www.iomantefilm.com